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いつもお世話になっております。受付窓際席の人です🖋
職人さんや施工業者の方が良く使う、鉄筋【D10・D13・ワイヤーメッシュ】の話です。
コンクリートだけだと強度に問題があるところを、この鉄筋たちで補填しています。
それぞれの特徴と使い分けを分かりやすくまとめました。

そもそも「D(ディー)」って何?
鉄筋の表記に使われる「D」はDiameter(直径)Barの略で、後に続く数字が鉄筋の呼び径を表します。
D10なら呼び径10mm、D13なら呼び径13mmです。
ただし注意点があります。D10の実際の直径(公称直径)は9.53mmで、ぴったり10mmではありません。これはリブ(表面の突起)を除いた本体部分の直径で、構造計算にはこの公称直径を使います。
また「D」が頭につく鉄筋は異形棒鋼(異形鉄筋)と呼ばれ、表面にリブ(節)と呼ばれる凸凹が付いています。この凸凹がコンクリートとの付着力を高める役割を果たしています。
D10筋(10D筋)について
基本スペック
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 呼び径 | D10 |
| 公称直径 | 9.53mm |
| 公称断面積 | 71.33mm² |
| 単位質量 | 0.560kg/m |
主な用途
D10は細めで取り回しがしやすいため、以下の用途で多く使われます。
- 住宅基礎のスラブ配筋(床面の補強)
- 壁の配筋(間仕切り壁・擁壁の薄い部分)
- スターラップ(あばら筋):梁の主筋を囲む補強筋として
- 帯筋:柱の主筋を束ねる補強筋として
- 軽荷重の土間コンクリート
住宅の基礎工事では最もよく目にする鉄筋のひとつです。図面上では「D10@200」のように表記され、「D10の鉄筋を200mm間隔で配置する」という意味になります。
特徴
重量が軽く(1mあたり約560g)、現場での取り扱いがしやすいのが特徴です。ただし強度はD13より低いため、大きな荷重がかかる箇所には向きません。
D13筋(13D筋)について
基本スペック
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 呼び径 | D13 |
| 公称直径 | 12.7mm |
| 公称断面積 | 126.7mm² |
| 単位質量 | 0.995kg/m |
主な用途
D13はD10より太く強度が高いため、より大きな荷重や応力がかかる箇所に使われます。
- 住宅基礎の主筋(布基礎・ベタ基礎の主要な鉄筋)
- 梁の主筋(比較的小さなスパン)
- 擁壁の主筋
- 土間コンクリートの強度が必要な箇所
- 重荷重がかかる床スラブ
住宅の基礎工事ではD10と組み合わせて使われることが多く、主筋(メインの鉄筋)にD13、補助的な配筋にD10というケースが一般的です。
特徴
1mあたり約1kgとD10の約1.8倍の重量があります。断面積もD10の約1.78倍あり、引張強度が高い分、荷重への対応力に優れています。

ワイヤーメッシュ(溶接金網)について
ワイヤーメッシュとは
ワイヤーメッシュ(溶接金網)は、普通鉄線を縦線と横線が直角になるよう配列し、その交点を電気抵抗溶接して格子状に製造した金網です。目崩れの心配がなく、JIS規格(JIS G 3551)に基づいて材質・網目・長さ等の品質が保証されています。
ワイヤーメッシュの使用によりコンクリートの強度を高め、壁や床などの厚さを節減することができます。現場での組み合わせや結束の手間がかからず、人員と作業時間が節減できます。
線径による違い:2.6mm・5mm・6mm
平野建材で取り扱うワイヤーメッシュの主要な線径は2.6mm・5mm・6mmの3種類です。
・φ2.6mm
最も細い線径で、軽量・薄い補強に適しています。
- モルタル・薄い土間コンクリートのひび割れ防止
- 軽量な壁・パネルの補強
- フェンス・エクステリア用途
- 重荷重がかからない箇所の補助的な補強
取り扱いが最も簡単で、カットや加工もしやすいのが特徴です。コストも最も安価です。
・φ5mm
中間的な強度を持つ汎用性の高い線径です。
- 一般的な土間コンクリートの補強
- 住宅の床スラブ補強
- 駐車場・歩道のコンクリート補強
- 軽〜中程度の荷重がかかる床面
建設現場で最もよく使われる線径のひとつです。強度と取り扱いやすさのバランスが良く、幅広い用途に対応できます。
・φ6mm
最も太い線径で高強度な補強が必要な箇所に使います。
- 重荷重がかかる床スラブ・土間
- トラックや重機が通る土間コンクリート
- 工場の床・倉庫の床
- 道路・駐車場など強度が必要な箇所
- 公共工事での設計に入っている場合
【ワイヤーメッシュのメリット】
D10・D13の鉄筋を現場で1本1本組む配筋工法と比べた際のメリットです。
・施工効率が上がる あらかじめ格子状に溶接されているため、現場での結束作業が不要です。少人数・短時間での施工が可能です。
・配筋精度が均一 工場で規格通りに製造されているため、現場での配筋の乱れがありません。品質が安定します。
コスト削減 人件費・作業時間の削減につながります。材料費はD筋より高くなる場合もありますが、トータルコストでは有利なケースが多いです。

まとめ
設計図面の指定通りに。
独自判断で変更すると構造上の問題が生じるため注意が必要です。
そういった設計に入っている鉄筋が現場で必要になった時、常備在庫する様にしております。
それぞれミルシートも発行できます。
ぜひお越しください。🌱
平野建材株式会社|東京都武蔵野市桜堤3-23-2 受付窓際席の人🖋